検査と記録と管理

糖尿病は膵臓で分泌されるインスリンの量が不足して、食べた物の糖分が利用されず、血液中に溢れ出る病気なので、血液中の糖分(ブドウ糖)=血糖が基準値より高くなるということが特徴です。

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検査は、この血糖が基準値よりどのくらい高いかを診ることが基本です。糖尿病と診断されるまでの検査で糖尿病と「疑い」がある人を見つける検査は、自覚症状がない病気なので、健康診断を利用することが多いようです。健康診断は基本空腹時に採血・採尿し検査します。血糖値は空腹の時とか食後とかで大きく異なり、尿糖も血糖値次第で陽性になったり陰性になったりしますから、血糖や尿糖の検査は食前か食後かで結果の解釈が異なることになります。糖尿病の「疑い」があるときに受ける検査は、ブドウ糖負荷試験(糖尿病が疑われる人に75gのブドウ糖を飲んでもらい、その後の血糖値の変動から糖尿病かどうかを確定診断する試験)という検査を受けます。糖尿病の治療は血糖値の管理が基本で最も重要ですから、血糖コントロール状態をより正確に把握するたことが重要になります。血糖コントロールに関する検査には、尿糖検査、血糖検査、ヘモグロビン・エー・ワン・シー検査、フルクトサミン検査・グリコアルブミン検査、1,5-AG検査、ケトン体検査、膵臓の働きを調べる検査などがあります。糖尿病の治療には数々の検査が必要で大変なのですが、より良い血糖コントロールを維持し、合併症を進行させないためにどれも必要なものなのです。各検査の意味と目標値をよく理解し、自分の検査値を記録し、自分で身体の状態を把握していくことが必要になります。糖尿病は別名「検査の病気」と呼ばれるほどですから、忙しくて検査に行く暇がないとか、自分は大丈夫なはずなどと勝手に思い込まず、定期的な検査を忘れずに受けてコントロール状態を確認して、病気を進行させない努力をすることが大事になります。

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